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2024/08/29 13:25

遠州織物の世界にトビこむインターンシップ「遠州のトビラ」では、

3泊4日のプログラムのうち、最大3カ所の事業者さんで仕事を体験することができます。

体験できる事業者さんは、普段どのような仕事をしているのでしょうか。


今回紹介するのは、浜松注染を手掛ける「二橋染工場」さんです。




創業1927年。三代続く二橋染工場さんは、現在2つの工場を持ち、注染そめ、ローラー捺染、製品染めなど、多様な染色技法で幅広い染色に対応しています。


浜松注染そめは、生地を折り重ねながら防染糊を置く「板場(いたば)」職人とやかんを使い染料を染め上げる「紺屋(こうや)」の職人がペアになって染色を行います。重ねた生地の上に型で糊を置き、柄の部分にやかんで染料を注ぎ、浸透させることで染めていきます。表裏がなく、多彩な色づかいときれいなぼかしが特徴です。




代表の二橋教正さんは染色や繊維の知識が広く、ひらめきを形にするアイデアマンと定評があります。そんな二橋さんに信頼を寄せる取引先は全国に。ゆかたメーカー、地域の染物屋の別注ゆかた、アパレルメーカーとのコラボ商品、ノベルティの手ぬぐいなどを手がけています。常にチャレンジする精神から、小幅以外にも広幅の注染そめを手がけるなど全国的にも珍しい取り組みを行っています。



また、二橋染工場では10年以上前から、地域振興や産業振興の一環として、地元の小学生から外国人観光客まで工場見学や注染そめ体験を積極的に受け入れていることでも知られています。週1の受け入れに加え、イベント出店時はオリジナルの染め台を持ち込み実演も。そうした取り組みが、浜松において注染そめが地場産業であるという認知を広げる立役者であると言えるでしょう。




ぜひこのような二橋さんの実際の仕事ぶりを体験し、その巧みなアイデアや技術に触れてみてほしいです♪ 二橋染工場さんでインターンシップができる「遠州のトビラ」。現在参加者募集中です! 詳細・申し込みはこちらからご覧ください。 https://hamamatsu-mononavi.jp/news/1396/



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