2024/10/30 14:59
先日、浜松市立舞阪小学校さんからご依頼いただき、遠州発のアパレルメーカーHUIS代表の松下さんと、
テーマは「遠州織物」を学ぶ。
事前に浜松市で発行している【布の教科書】を配布し、子どもたちはしっかりと予習をしてくれていたそうです。
授業の冒頭、「遠州織物」という言葉を聞いたことが今までありましたか? と最初に尋ねると、
ほとんどの子が知らない、と。
そんなわけで、「遠州織物」とはどんな生地なのか?
そしてここ浜松における地域産業との繋がりを含めた繊維業の歴史は?
という2本の柱で授業をさせていただきました。
【出前授業のご要望受け付けています】
遠州産地の若⼿繊維関係者グループ「entrance」では、
ご要望がありましたら遠州織物について
の出前授業をさせていただいています。
近年、⼦どもたちから浜松の代表的な産業として「遠州織物」が挙がることが増え「総合的な学
習の時間」で取り上げたいというお声や、遠州織物をテーマにした⾃由研究の相談などをいただく
ようになっています。
こうした遠州織物への興味や関⼼をお寄せいただく⼀⽅で、市内繊維関係会社は減少を続けてお
り、この先、歴史ある繊維産地としての「遠州」の存続も危ぶまれている状況にあります。
「遠州織物」をテーマにしたいと⼦どもたちから要望があっても、教材研究の時間が取れない、ネットワークがないといった理由で、お困りのことがありましたらぜひ協⼒させてください。
より多くの皆さんに遠州織物について広く、正しく知っていただき、地元に誇りをもってほしい。
知っていただくことが、先⼈が繋いできたこの素晴らしい技術や伝統を後世に残すきっかけや、希望になると考えています。そして、「知りたい」という⼦どもたちの想い、よりよく学んで欲しいという先⽣⽅の想いをサポートさせていただきたいと思っています。
出前授業のご要望があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
□出前授業は、テーマに応じたメンバーがお伺いします。
□先⽣⽅の授業プランに合わせて、お話の内容を構成することも可能です。
□年間でお受けできるご依頼が限られます。お問い合わせの多い場合は、調整させていただく場合がございます。
□費⽤は無料です
■お問い合わせ
entrance代表:濵⽥美希
メールアドレス:entrance.textile@gmail.com