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お知らせ

遠州のトビラ・バスツアー②マルマス経糸準備

「遠州のトビラ」バスツアー2軒目の訪問先は、経通し(へとおし)の工程「マルマス経糸準備」。プロとして独立されご活躍される経通し職人・府川さんの仕事場に伺い、経通し作業を体験しました。

織機にセットする経糸は、一本一本を綜絖(そうこう)と呼ばれる部品に、手作業で通す必要があります。どの工程どの職人の技術にも言えることですが、経通し職人がいなければ、生地を織ることができません。
高齢化がすすみ引退してしまった職人さんも多く、現在では経通し職人も遠州にはほとんど残っていない危機的な状況です。

「自分の時間を使うということは、自分の人生をかけるということ」。自分のペースで仕事を組み立て、自身の技術の成長とともに、産地貢献へダイレクトにつながる経通し職人。小巾の経通しなら自宅でも作業が可能で、広巾は機屋(はたや)へ出向いて作業されるそうです。

▼YouTube 「マルマス経糸準備」府川さんの日々
https://youtu.be/QsLPCnKd7NQ?si=X5QuDTXCglGka8rI

一人でもいいから、縦通し職人をやりたいという人がいてくれれば、と府川さんは言います。糸を通す時間はまるで自分自身に向き合うようで、静かに、集中して、一定のリズムで行なう様も美しく、どこか神聖さを感じる作業風景でした。ご本人は遠州さんちの未来を共に考える、とてもチャーミングな方です。

一人でも多く、さんちの仲間が増えることを願っています。


経通し(へとおし)の求人情報はこちら↓
https://enshu.entrance-textile.com/?p=686

■遠州のトビラ バスツアー 訪問事業者ごとのレポートはこちら↓
・和田サイジング
https://enshu.entrance-textile.com/?p=731
・マルマス経糸準備
https://enshu.entrance-textile.com/?p=770
・加藤荒巻
https://enshu.entrance-textile.com/?p=773
・カネタカ石田
https://enshu.entrance-textile.com/?p=864

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